37歳になっていた私はクワトロテストを受けることにしました。
胎児がダウン症等で生まれる確率を算出するもので、産院から案内リーフをもらってたので、夫とも話して、"何もなければ安心だし検査できるならしておこう"、という感じで検査しました。
とりあえず、という気持ちで受けた検査が、陽性。
産院からの結果連絡のあとすぐに説明を聞きに行きました。
あくまでも確率の話だから、絶対そうと決まったわけじゃないし、そうじゃないということでもない、より詳しく調べるなら羊水検査をやってる専門医を紹介するよ、
とう先生のお話。
羊水検査受けます、と即答したとおもいます。
いろいろ説明ききながら、どんどん涙があふれてくる。
先生から何か声をかけられた私は
“なんで検査するんだろう、検査して私どうするんだろう”と言って
そこから大泣き、看護師さんに別室に連れていかれる始末。
落ち着いてから帰宅後、すぐに病院予約し、次の日に検査を受けました。
福岡市博多区 中洲川端駅 産婦人科 産婦人科まつやまクリニック - iタウンページ
今思えば辛かったのはここから
うちの母は“戌の日に腹帯つけなさいよ、いつ選びに行く?”
夫の母は“子安大師に安産祈願行ってくるからいつの戌の日か調べて連絡ちょうだい”
と頻繁に連絡がくる。
どんなことがあってもこの子を産む!なんて覚悟も無かったし、
もしも結果に先天的異常がみられたら、、、そこから産む産まないなんて短期間で決断する勇気もない。
こんなこと考えたくもない、ただ結果に異状がないことだけ祈ろう、と思ってたきがします。
だけど、クアトロテストの結果がどのくらいの確立で羊水検査結果に反映しているのか
は、その時の私のリサーチでは約8割。2割に望みをかけ信じていましたが、この “もしも…” から “2割を信じる” までをいつもグルグル考えてしまってる日々でした。
そんな中、また母がやってきます。“腹帯選びに行こうか?”
うちの母、特にこういう行事に熱く(産後、お食い初め迄がマジ疲れた)
もう私も苦しくなり、「検査結果がでるまでそういうの待ってほしい」
と簡単に状況説明してしまいました。
それから数日後、母がお茶しようなんて言ってうちに来ました。
母が話す内容は「もし異常があったら、大変だと思うけどなー。知ってる人にもいるけど大変よ、あなたのために言ってるのよ」
などなど、
何が言いたいの?私に何を言わせたいの?
ってことをどんどん投げてきます。
そしてついに私は言ってしまいました「わかったって!異常があったら産まないって!こんなこと言わせないで!この子に聞こえてる!」
ほんと、思い出したくもない、けどあえてここに残してます。
わたし、あまり母と関係良くありません、こちらから一方的にだと思いますが。
それからも「結果出た?」とたびたび聞かれたきがする。
…やや愚痴でスミマセン (^^;)
検査結果が出るまで結局1ヶ月弱かかりました(通常そこまでないようです、結果遅くなってごめんね、と先生から℡ありました( ノД`))
異状なし、性別女の子、とわかりほっとしました。
こういうこと、賛否あると思います。
自分ごとになったとき、どうするのか、どんな自分が出てくるのか。
妊活中もだったけど、こういうことってそんなに人に相談できることじゃない。
少なくとも私は人に言えず、ネットでいろいろ検索しまくってました。
そしてたどり着いてたのはだいたい誰かが書いたブログでした。
誰かが書いたブログで情報を得たり、共感できるものがあったり、だいぶ助けられました。
その“誰かが書いたブログ”に助けられたように、わたしがここに残すことが
私みたいな誰かの何かになるかもしれない、とおもっています。
思い出したくもない、と思うことも多いけど、その時の気持ちや湧いてきたものを忘れたくない、というのが私の中に強くあります。
みんな違って、みんな何かどうしようもないやり場のない気持ちを持ってる、ということは知ってます。
このブログにたどり着いてくれた誰かに。
できれば、自分が頑張るところを決めて。
全部ずっと頑張ったり耐えたりしなくていい。
やってくる赤ちゃんは自分の(魂の)意思でやってくるし、帰っていく赤ちゃん(魂)もいる。どんなカラダでも生まれたい子もいる。
迎えるママの体と心はぜひ大事にしてね。